農業として

畑作3品の次の作物として・・・・・

3品のうちビートはすでに砂糖市場の縮小と輸入砂糖に追われ、削減の岐路にあり、次世代作物の特定化に迫られている状況です。

土壌改良剤として・・・・・

北海道の中でもオホーツク地域は特別硝酸性窒素過多の土壌です。麻は窒素分の栄養を必要とすること、根系が1,5メートルから2,0メートルに生育することから、畑のクリーニングクロップとして、さらに水質浄化の観点からも大いにその効果が期待されます。

農地の保全として・・・・・

北海道の耕作放棄地は1万ヘクタールに及び、更に休耕地を加えるとき、農地としての機能を維持する上で、1年生植物であり、農薬、化学肥料を必要とせず、収穫後の農地の地力を高める麻を栽培することが極めて有効です。

大規模機械化農業に最適・・・・・

畑の近くに工場を建設しますと、工場としての適正規模と通年稼動規模から、栽培面積は1ロット500ヘクタールくらいであり、周囲100キロメートル以内でそれだけの栽培地を確保することは、北海道の地域特性に合致します。

収穫はコントラクター方式で・・・・・

委託農家は種まき後、追肥または農薬党の作業もなく、収穫は改良型コンバインで一挙に終了し、翌年小麦等の収穫では1割以上の増収を先進地では確認されています。