ギャラリー

展示コーナー
麻についての説明パネル展示。麻関連商品展示。
(新産業シンポジウムにて)


武田邦彦先生
「日本人が大人になる時」
 武田邦彦(中部大学教授)

このテーマは、一見、産業用大麻と無縁な話かと思いきや、日本人が大人にならないと、大麻を語れないことが一番のネックという話であった。
「大麻は麻薬ではない」ということと、「日本の大人は子供だ」「日本は独立していない」「日本は民主主義でない」という文章はほとんど同じ意味を持っている。これについて日本の今の常識では考えられない内容について、わかりやすく、地球温暖化やダイオキシンやリサイク ルの問題、マスコミの問題も絡めての話であった。


壇上とタイトル


新産業創出シンポジウム(2月24日)

産業クラスター研究会オホーツクが主催で2009年2月24日に北見市のホテル黒部で、農業と工業の連携を産業用大麻でその可能性を探るシンポジウムを行った。

7年前から産業用大麻の可能性について、ドイツ(2003年)やフランス(2006年)や日本の長野や栃木に視察ツアーして、勉強会を積んできた。

麻プロジェクトは、地元の建設業の方を中心に、北見市、北見工業大学、北見工業技術センターなどが加わり、今はやりの産官学連携、農工商連携のグループであり、イベントの後援に、経済産業省、農協、NHK、北海道新聞(道内で一番読まれている) の地元の支庁・支店をすべてつけての実施である。


特区の中身とは?

特区の中身は、産業用大麻を栽培するための環境を整えること、条件をどのようにすれば整えることができるかを検討する特設チームをつくることである。

特区というと、栽培が自由化されたイメージがあるが、例えば、将来的に1000ヘクタール、1万ヘクタールと栽培する場合、農家の種子入手方法、THC検査など様々な現実的問題点をどうクリアしていくかを検討することである。